PHPでできることは?WordPressやLaravel、mySQLとの組み合わせ事例も紹介

PHPでできることは、Webアプリケーションの開発です。

PHPは動的なWebページを作ることが得意で、小規模な個人ブログから大規模な法人Webサービスまで様々な領域で活躍しています。そのため汎用性が高く、PHP自体も書きやすいことから、プログラミング初心者が最初に学ぶ言語としても親しまれています。

この記事ではそんなプログラミング言語のPHPでできることを、実際の開発案件例と併せてご紹介します。

PHPでできることまとめ
✓WebアプリケーションやWebサービスの開発
✓Webサイトの構築・開発
✓WordPressなどCMSの基幹カスタマイズ
✓Laravelなどフレームワークを用いた拡張開発

 

当サイトではプログラミング言語に関する様々な話題を紹介しています。

この記事を読んだ後は、PHP以外の言語でできることや、PHPが学べるおすすめのプログラミングスクールなども併せて閲覧してみてくださいね。

 

PHPでできること

PHPは、動的にwebページが作成できるサーバーサイドのスクリプト言語です。

主だったPHPでできることは以下の3点です。

  • Webアプリケーション、Webサービスの開発
  • データベースとの連携
  • ECサイトやオウンドメディアの作成

まずはPHPでできることを1つずつ見ていきましょう。

1, Webサービスの作成

PHPでできることとして代表的なものが、Webアプリケーション・Webサービスの開発です。

  • toDoリストの作成
  • 検索機能の作成
  • ログイン機能の実装

toDoリストの作成

phpを使ったtodoリストの画像

画像:Trello

PHPを学習することで、toDoリストを作成できます。
コミュニケーションアプリと連携させたり、タグ機能をつけたりすることで、より便利にカスタマイズ可能です。

画像にあげたようなWebアプリケーションも便利ですが、PHPで簡単なアプリケーションの開発ができるようになれば、自分専用のアプリ開発もできるようになります。必要な機能だけを盛り込んだ自分好みのアプリケーションを作ってみると「普段使いしているタスク管理アプリよりも便利だった」なんてこともよくあります。

 

ログイン機能の実装(データベース連携)

PHPのできることとして、データベースと連携することでログイン機能を実装することもあげられます。

PHPでデータベース連携を行うにはLaravelなどフレームワークを活用します。
ログイン機能を活用すれば、会員制サイトを作成したり、Web上の情報に閲覧権限を付与することができるため、開発の幅が広がります。

 

これまで紹介した事例はどれも簡素なもので、拍子抜けした方がいるかもしれません。
PHPに限らず、プログラミング言語を使ってできることは難易度が高いものから低いものまで、さまざまあります。

例えば先に紹介した「toDoリスト」も、①検索機能を実装し、②その検索機能を向上させるためにAIエンジンを組み込む となれば膨大な開発が必要になります。
これからPHPなどプログラミング言語を学習する方は、いきなり難しいことを始めようとせず、最初は簡単な開発から一歩ずつ着実にステップアップしていくことをおすすめします。

プログラミングスクールでPHPを学習する際も、単純なアプリケーションを開発しながら徐々にステップアップする順序を踏むようにカリキュラムが設計されています。

例えばテックアカデミーでは、簡単なメッセージボードを開発し、そこからTwitterのクローンSNSを開発することがカリキュラムに組み込まれていました。最終的には自分オリジナルのWebサービスを開発する場合もあります。

2, データベースとの連携

PHPは単体でも便利な言語ですが、MySQLやDB2などデータベース言語と組み合わせることでできることが増えます。

 

顧客情報管理システムの開発

商品を購入した顧客や、会員制サイトのアカウント情報を管理するためには、PHPとデータベース言語を組み合わせた開発が必要です。

PHPを使って顧客管理システムを開発することで、インターネットビジネスの土台を作ることができます。
ECサイトや会員制サイトを内製する場合は、主にPHPを利用してシステムを開発し、データベースと組み合わせることで実装します。

最近は楽天やAmazonなど大手ECサイトから脱して、自社ECサイトを構築する企業が増えているため、それだけPHPを利用した開発・保守案件も増加しています。

案件例1. 顧客管理システム開発保守


業務内容
・顧客管理システムの新規開発及び現行システムの保守
-現行システムの保守
-新規開発
-リプレイス
-フレームワークの選定

応募に必要なスキル

・PHPを用いた開発の実務経験2年以上
・要件定義以降の実務経験
・Laravelを用いた開発の実務経験

報酬(月額)
~850,000円

※開発案件例は架空のものです。

 

ECサイトやオウンドメディアの作成

UIのイメージ

PHPを学習することで、多機能なWebサイトを制作したり、ECサイトに必要な決済機能やカート機能を開発できるようになります。

例えばサイト内検索機能や、先ほど紹介したログイン機能の実装はよくある開発事例です。そのほかにも決済機能の実装や、商品の在庫管理システムを実装するのにPHPが活用されます。

それぞれの機能は「最低限動作する」程度のものであれば非常にシンプルかつ簡単に開発できますが、Webサービスとして成り立つレベルのクオリティまで突き詰めて開発するとなると、それだけ専門知識やフレームワークへの理解、UI(ユーザーインターフェース)への配慮などが必要になり、開発難易度も上がります。

したがってPHPを活用したWebメディア関連の開発案件は比較的単価も高くなりやすいです。

案件例2. スポーツ用品口コミサイトの開発


業務内容
・スポーツ用品の口コミを主に扱うWebサイトの開発

応募に必要なスキル
・PHPを用いた開発経験3年以上

【歓迎スキル】
・Laravelを用いた開発経験
・幅広いスポーツに興味がありビジネスとして思考できる方

報酬(月額)
~700,000円

※開発案件例は架空のものです。

 

WordPressとPHPでできること

wordpressを使う人の画像

オープンソースCMSであるWordPressは、PHPによって構築されています。

WordPressは使い勝手の良いCMSとして知られていて、すべてのWebサイトのうち30%がWordpressで構築されている統計があるほど、個人から法人問わず幅広い人に利用されています。

したがってPHPを一通り扱えるようになると、数多に存在するWordpressの開発案件に携わることができます。Wordpressの開発案件の単価は他と比べて安いですが、PHPエンジニアとしてのキャリアが浅い方でも受注できる機会が多いため、一通り学習を終えた人にはおすすめできる案件種別となっています。

本章ではWordpressとPHPでできることに注力して、ご紹介していきます。

 

1, WordPressサイトのスクラッチ開発

WordPressは拡張性の高いテーマやプラグインが便利で支持されているCMSですが、その他サイトとの差別化を目的に「Webサイトの基盤部分からカスタマイズしてほしい」といった具合の開発案件がよくあります。

  • 印象に残るトップページのコーディング(HTML/CSSも併用)
  • サイトに独自の機能実装(高性能な検索機能)
  • 関連記事出力や、テンプレートコンテンツ管理など追加システム開発

最近ではWordpressテーマを利用せずに、企業に独自のWordpressテーマを開発する案件も目に見るようになりました。
Wordpressは多くの便利な機能が盛り込まれている一方で、不必要な機能や、足りない機能を整理したり、似たり寄ったりのデザインにならないようにと開発を発注する企業が多いです。

案件例3. 就活系キュレーションサイト構築


業務内容
HR業界における新規サービスの開発

応募に必要なスキル
・Wordpressを用いたサイト構築経験
・クローリングの知見
・PHPの知見

【歓迎スキル】
・PHPの使用経験
・クローリングの経験

報酬(月額)
~600,000円

※開発案件例は架空のものです。

 

2, WordPressテーマの作成や、カスタマイズ

PHPを学習すれば、Wordpresテーマを開発できるようになります。
自作したテーマはWebサイト制作案件に転用してもいいですし、そのまま販売して事業として成り立たせることも可能です。

PHPなどのプログラミング言語をひとつでも扱えるようになれば、自分のプロダクトやサービスを立ち上げて事業者にもなれます。プログラミングはふとしたアイディアを形に出来る手段として優秀です。

【参考】Wordpress有料テーマの価格(一部抜粋)
・sango:11,000円(税込)
・Jin:14,800円(税込)
・The Thor:16,280円(税込)
・Swell:17,600円(税込)

WordPressプラグインの開発・編集

WordPressの拡張機能としての立ち位置で提供されているプラグインもPHPで開発できます。
最近は「賢瓦」や「copia」などサブスクリプション型のWordpressプラグインが販売されていて、いずれもWebサイト運営を下支えするような、強力な機能を実装できるプラグインが支持されています。

自分でWebサイトを運営していて少しでも不便に思ったことがあれば世に出してみるといいかもしれません。

 

プログラミング言語の比較表
言語名 人気ランキング 案件の数 案件平均単価 習得のしやすさ 環境構築のしやすさ できることシリーズ
C++ 1 ★★★★★ 71万円 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆  C++でできること
C 2 ★★★★★ 67万円 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆  C言語でできること
Python 3 ★★★★☆ 77万円 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆  Pythonでできること
JavaScript 4 ★★★☆☆ 72万円 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆  JavaScriptでできること
SQL 5 ★★★☆☆ 65万円 ★★★☆☆ ★☆☆☆☆  SQLでできること
Java 6 ★★★☆☆ 69万円 ★☆☆☆☆ ★★☆☆☆  Javaでできること
HTML/CSS 7 ★★★☆☆ 70万円 ★★★★★ ★★★★★  HTMLでできること
CSSでできること
PHP 8 ★★☆☆☆ 72万円 ★★☆☆☆ ★★☆☆☆  PHPでできること
COBOL 9 ★★☆☆☆ 61万円 ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆  COBOLでできること
Ruby 10 ★★☆☆☆ 80万円 ★★☆☆☆ ★★☆☆☆  Rubyでできること
Swift 11 ★☆☆☆☆ 79万円 ★★☆☆☆ ★★★★☆  Swiftでできること

 

PHPとLaravelでできること

PHPはそれだけでもできることが多いですが、Laravelなどのフレームワークを活用することで、よりできることが増えます。

 

PHPのフレームワークって?

フレームワークとは、よく利用するプログラミングの記述を、繰り返し利用しやすいようにルール化したものです。

 

PHPの人気フレームワーク

PHPは数多くのフレームワークを持っていますが、次に紹介する3つは特に人気の高いフレームワークです。

  • Laravel
  • CakePHP
  • Codelgnitie

 

Laravel

LaravelはPHPのフレームワークの中で一番利用されています。
Laravelはフルスタックフレームワークとも言われ、データベースとの連携やログイン認証処理など、PHPでできることのほとんどを網羅しています。

できることが多い上に学習コストが低いのが、Laravelの魅力です。

  • データベースとの連携
  • ログイン認証の自動化処理
  • バリデーション(入力値のチェック)

 

CakePHP

CakePHPもフルスタックフレームワークであり、できることは多いです。

基本的にCakePHPでできることはより人気の高いLaravelでも実装可能ですが、制作現場によっては求められるスキルとして提示する必要があります。

 

CodeIgnitier

CodeIgnitierは学習コストが低く、なおかつ処理速度が早いという利点があります。

小規模プロジェクトで真価を発揮するので、機会があれば学習しておくと役に立ちます。
ただし、CodeIgnitierでできることはLaravelで実装できてしまうのも事実です。それでもCodeIgnitierが求められるケースがありますが、余裕があれば学習しておく程度の認識で良いでしょう。

PHPのフレームワークは、開発の幅をさらに広げるための拡張機能のようなもの
基本的にフルスタックフレームワークのLaravelさえ押さえてしまえば困らないが、必要に応じてその他フレームワークも触っておくと役に立つ場がある。

プログラミング初心者がPHPを学ぶには?

プログラミング初心者がPHPをこれから学ぶなら、目的に合わせて最適な学習方法を選択しましょう。

ここではPHPをこれから学ぶ人を大きく2類型に分けてそれぞれ説明します。

  1. PHPを学んで趣味程度の小規模な開発がしたい、自分の身の回りを便利にしたい方
  2. PHPを学んでIT企業に転職したい、フリーランスエンジニアになりたい・事業を持ちたい方

1, PHPを学んで趣味程度の小規模な開発をしたい方

PHPで趣味程度の小規模な開発がしたい方や、プログラミングの素養を得たい方であれば、(1PHPを独学する方法 と(2)プログラミングスクールに通う方法 があります。

 

PHPを独学する

PHPの独学はコストを抑えてマイペースに勉強できる点にメリットがあります。
プログラミング学習にいくらでも時間をかけてもいいし、好きなときに好きなだけ勉強できるためストレスフリーです。
一方で独学は、講師からのフィードバックを受けられなかったり、モチベーションが続かなかったりするため、挫折しやすいというデメリットもあります。

 

プログラミングスクールで学ぶ

PHPをプログラミングスクールで学習するのであれば、基礎基本を効率よく・網羅的に学習できます。
最近は講師とのマンツーマン指導ではなく、講師と生徒複数人で開講されるスクールが多いです。団体でカリキュラムが進むため、強制力があって挫折しにくいメリットがあったり、一人では考えつかなかったアイディアが生まれるメリットがあったりします。
一方でプログラミングスクールは月額利用料がかかってしまいます。毎週ある程度の時間を作る必要もあるため、忙しい方にはおすすめできません。

 

✓何のために学習するのか目的をハッキリさせる
✓どうしても作ってみたいサービスがあるなら、メンターが付くプログラミングスクールがおすすめ
✓なんとなくプログラミングの素養が欲しいだけなら独学で十分
独学かプログラミングスクールか、趣味程度の開発を考えている方なら好きな手段を選ぶべきです。
どちらがオススメかはっきり断言できませんが、より挫折しにくい手段はプログラミングスクールでしょう。ご自身の家計状況を踏まえた上で、そこに月額料金を支払う価値があるか十分に検討してみてください。

2, PHPを学んでIT企業に転職したい、退職してフリーランスエンジニアになりたい方

PHPを本格的に学んでIT企業に転職することを考えている方や、現職を辞めてフリーランスエンジニアになりたい方、その下準備を早いうちからしておきたい方ならプログラミングスクールがオススメです。

上記に当てはまる方は雇用関係のもと、報酬を受け取って業務をこなすことが前提になります。
PHPを中途半端に学習したところで現場に通用するエンジニアにはなれません。プログラミングスクールで基礎基本を固めた上で、地道に実績を増やして経験を積んでいくことをおすすめします。

独学でのプログラミング学習は効率が悪いです。間違った学習を方向修正してくれるメンターがいませんし、わからないことがわからないままになってしまうケースも考えられます。プログラミングスクールなら講師にいつでも質問できるので、これから学習を始める方や、一度独学で挫折してしまった方にもオススメです。

✓網羅的に勉強する必要がある
✓プログラミングスクールなら効率よく体系的に学習可能
✓講師からのフィードバックが最大の利点
✓転職支援を行っている業者もあるので、よく比較する

 

PHPでできることまとめ

  • PHPはWordPressやECサイトの開発に役立つ
  • 求人数が多く、PHPの需要はこれからも増えていく
  • Laravelなどのフレームワークを利用すれば、できることがさらに増える

PHPでできることとしては、Webアプリケーションの開発や、Webサイトの制作があげられます。

ほとんどの場合PHP単体で開発することはなく、HTML/CSSといったフロントエンド言語と組み合わせたり、Laravelなどフレームワークを活用して開発する場合が多いです。

最初にすべてを学び切ることは現実的でないので、まずはプログラミングスクールなどでPHPの基礎基本を網羅的に学習した上で、必要に応じてその他言語もキャッチアップしていくことをおすすめします。

 

この記事でPHPのできることが理解できたら、『PHPを学習するにおすすめのプログラミングスクール』や『PHP以外の言語で開発できること』にも目を通してみてくださいね。

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